新聞配達の仕事を始めるなら、なるべく効率よく配達を済ませたいものです。住み込みの場合、配達時間の短縮が寮での自由な時間にあてられますので、時間短縮のコツを押さえておきましょう。

配達部数の管理は、時間のロスを少なくするための第一歩です。残さず配ったつもりが一部余ってしまったという事になれば、再度確認するために時間がかかってしまいます。
「配達部数は何部か？」と聞かれて即答できるぐらい、配る前に部数をきちんと把握するのがポイントです。

素手で新聞を配るよりも「軍手」をはめて配ったほうが、新聞をしっかりと掴めて配達時間を短縮できます。

特に寒い冬、長丁場の新聞配達を乗り切るためには手袋や軍手が欠かせません。

販売店で準備されている場合もありますが、自分が使いやすい軍手を予備として準備しておくと便利です。雨天時には滑り止めの付いた軍手を使うと、ビニール袋に入れた新聞も掴みやすいでしょう。

販売店が準備する担当エリアの順路は合理的にできていますが、自分で工夫する余地はまだまだあります。
順路に従って配達する事に慣れてきたら、時間の短縮も検討してみましょう。

曲がる回数を減らす、バイクを停めてポストに入れるまでの距離を縮める、投函しやすいように順番を変える、といった小さな工夫の積み重ねが大きな時間短縮に繋がります。

新聞配達員は、雨対策に余念がありません。予期せぬ雨に備えて荷台をカバーで覆ったり、何部かビニール袋にまとめたり、各自工夫する事は大切です。ただし、雨が降るかもしれないという推測だけで、配るもの全てをビニール袋に入れるというのも考えものです。

突然雨が降ってきたら、その時に何らかの対処をする事も可能です。有限である時間を浪費しないためにも天気予報はしっかりチェックし、雨対策は最小限にとどめておきましょう。

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